ワイン試験の基礎問題集

練習問題を作ってみた

日本ソムリエ協会はソムリエ・ワインエキスパート呼称認定試験の誤問にどう対処するのか?

最初に簡単な質問です。日本の消費税として正しいものを1つ選び、解答欄にマークしてください。

  1. 3 %
  2. 5 %
  3. 8 %
  4. 15 %

普通は 8 % を選ぶと思いますが、日本ソムリエ協会教本の記載が 5 % になっていた場合、どちらを選びますか?

例年、試験問題の冒頭には 問題に関する資料および統計などの数字については、*年度 日本ソムリエ協会教本 記載に準ずる。(原産地名称表記含む) と書かれているので、日本ソムリエ協会ルールでは 5 % が基本的には正解になります。

教本記載に準ずるといっても、さすがにここまで酷い問題であれば 8 % も正解になると思いますが、統計やワイン法等、教本の記載が間違っていた場合に教本記載とは違う答えが正解とされることはあるのでしょうか?

2017年までは試験問題と解答が公開されていたので協会に問い合わせるのも簡単でしたが、2018年から導入されたCBT方式の一次試験では個々のあいまいな記憶の範囲でしか試験問題を検証することができませんし、2019年度試験からは 合否は画面上での即時発表を予定 しているとのことなので、誤問について協会に問い合わせることはほぼ不可能になります。

また、「即時発表」をするということは教本の間違いだけでなく、認定試験の問題や解答に不備があっても無かったことにするということになります。

一次試験期間終了後に個々が受けた試験問題と解答を確認でき、個々に納得してもらってから一次試験の合否を決めることができれば良いのですが……。

最初に出した消費税問題のようにデータが古いことによる誤問が2010年(平成22年)の第26回ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 呼称資格認定試験に出題されています。

スペインで最も多く栽培されている黒ぶどう品種はTempranilloであり、Tinto FinoまたはCencibelとも呼ばれる。 という問題で「誤」が正解になっています。2010年版教本のデータではガルナッチャ・ティンタの栽培面積が 170,000 ha でテンプラニーリョの栽培面積が 34,000 ha となっているから「誤」なのですが、2010年の時点においては「正」のほうが正解と言えます。

2011年版教本で更新されたデータ(2007年)のテンプラニーリョ 206,988 ha 、ガルナッチャ・ティンタ 75,399 ha という数値を見れば、2010年版教本で使われていたデータが参考資料として価値のないほど昔のデータだと分かるので……。

でも正解は教本記載に準じて「誤」なのですが!!!

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